膝に水がたまる原因・抜いてもたまる理由。

 先日、患者さんからこんな質問を受けました。「私、膝に水がたまって何度も抜いてもらっているだけど、2~3日するとまたたまってこれは治らないのかしら。」

 

患者さんが言われたように、膝の水というのは何回抜いてもたまります。それは、膝の水を抜くことが根本的な原因じゃないからです。

そもそも膝の水は、関節の動きをよくするための潤滑油で関節の栄養が関節液です。
本来であれば、この関節液が関節環境を正常に保っているのですが、膝周辺の筋肉が硬くなり、血管やリンパが圧迫を受けると循環が悪くなり、水(関節液)が溜まっていってしまうのです。

例えば、用水路に落ち葉やゴミが溜まってしまったら、そこで水がせき止められて溜まっていきます。この溜まった水をどこかにやっても(注射で抜く)、また溜まってくる(溜まってしまう原因)。そのような状態が膝にも起きています。この用水路でやれなければいけないことは、つまりの原因になっている落ち葉やゴミを取ること


膝の水の場合は、膝周囲の硬くなっている筋肉の柔軟性を取り戻して、関節液の循環を取り戻してあげることです。すると、流れが正常に戻るので、自然と溜まっていた水が解消されていきます。

ですが、膝の水が溜まっていることが悪いわけではなく膝に水が溜まってしまうのは膝周囲に異常があるので、これ以上負荷や衝撃をかけないように、水を溜めて衝撃吸収したり、動きを制限して治りやすいようにしたりと。体を守ろうとする正常な機能です。

そのため、膝が回復しやすいように筋肉の柔軟性を取り戻すことも大切ですが、何より大切なのは、どうして水が溜まるような状況に膝がなってしまったのか!そこに根本的な原因が隠されています。

それに気付けると、膝の水も溜まらなくなり今まで頼っていた(湿布・塗り薬)注射(ヒアルロン酸・ステロイド)やコンドロイチンなどのサプリメントに頼らなくても良い体になっていきますよ!

先ずは、膝を触って暖かいときは「アイスノン・氷嚢・水枕などで冷やし」膝を触って冷たいときは「お風呂で長めに温めることで筋肉が柔らかくなりやすく、循環が起きやすくなります。」ただし、筋肉の硬さが強いと自分だけでは戻りづらい状態になっている場合がほとんどなので、施術で筋肉を柔軟にすることをオススメします。
もし、施術に来られている方は膝の水に関しても相談してくださいね!